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インビクタス/負けざる者たち [シアター&シネマ]

有楽町マリオン丸の内ピカデリー「インビクタス/負けざる者たち」を見てきました。
(監督:クリント・イーストウッド、主演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、2009年、アメリカ作品、原題:Invictus)

20100317 Invictus負けざる者たち.JPG

1995年に南アフリカ共和国で開催されたラグビーのワールドカップで初出場で優勝した南ア共和国の代表チーム、Springboks(ガゼルのこと)。
前年、南ア初の黒人大統領に就任したネルソン・マンデラが、それまでの白人による黒人差別の政策(アパルトヘイト)の名残で黒人と白人の間には大きな心の溝があることに気づき、人種間の和解のためにラグビーを活用しようと思いついた。
その時の代表チームは一人の黒人選手をのぞいて全員が白人で白人支配の象徴的な存在だった。しかも全くの弱小チーム。黒人の民衆たちが彼らを応援し、チームが優勝することで一つの国としての融和を図り、新しい国家を作ろうとした。

Invictus(=unconquered、征服されない)とはW.E.Henleyの「不屈」という詩の題名。
1888年発表の詩集に収められた一篇。エディンバラの結核病棟で書かれ、‘Out of the night that covers me’で始まり‘I am the master of my fate / I am the captain of my soul’で終わる。監獄に囚われていた期間、この詩を心の支えとしてきたマンデラ大統領が、代表チーム主将フランソワ・ピナールに手書きで書いて贈り、この言葉は映画の中でもマンデラのつぶやきの声として何度も登場します。
(マンデラ氏自身も彼に演じてほしいと希望したフリーマン。ピナールを演じたデイモン。二人とも南ア英語のアクセントで話し、自然な演技が感動を与えます)

実話に基づくこの映画を見ていて胸の奥から熱いものがこみあげてきました。
ラブロマンス系の映画は一人でも楽しめますが、この映画は誰かと一緒に見たかったと思いました。感動を分かち合いたいって感じ。

南アフリカ共和国は私にとって決して‘遠い国’ではありません。
ケープタウンのテーブル・マウンテンの景色や南ア共和国の国旗・国歌を懐かしく見聞きしながら、思い出に浸っていました。

Mandela Table Mt in Cape Town.JPG
2007年12月に訪れたケープタウンで撮影。テーブル・マウンテンの遠景にネルソン・マンデラ氏の立像彫刻。ご本人は小柄です。

ロベン島(Robben Island)に渡ってマンデラ氏が30年近く収容された刑務所を見学しておけばよかったと後悔。(ボートで約30分。1999年、ユネスコ世界遺産に登録)きっと違う感慨を得られたはず。

また、イギリスに赴任した際、南アフリカ出身の同僚(白人女性)がいて、聞きなれない南アフリカ英語が新鮮な印象だった。(久しぶりに彼女にメールをしました)

今年(2010年)の6月から7月にかけて南アフリカ共和国が開催地となって行われるサッカーのFIFAワールドカップ。かつてのラグビーの再現なるか?

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